視覚障がいを持つ人たちへ…
あなたが できる 声がけのアクションとは?
視覚障がいをもった人たちが、普段の生活の中で、困っていることって、いったい何だろう。このページでは、実際に視覚障がいを持ったお2人からのインタビューをもとに、生活の中での困ったことや、声がけの方法などをご紹介いたします。
\私たちが紹介します!/
アコーディオニスト
新居草太
ブラインドライター
松田昌美
\イラストでシーンを再現!/
\お困りポイントや、声がけの方法が書かれているよ/
●声がけ 2
●声がけ 1
●声がけ 3
視覚障がい者の方からの
一言アドバイスや、
お願いが描かれているよ。
見かたの説明
エレベーター
こんなふうに困っています
●入り口が分からない…
●特に音声が出ないものは、状況が分かりづらくて不便。
●いつドアが開いたのか、わからない時がある。
●上か下…どちらに行くのかわからない時がある。
●どの階に止まるの、わからない。
●「上へ行きます」「下行きです」
「何階へいきますよ」
●ドアの開閉の時
「開きましたよ」「閉まりますよ」
特に音声が出ないものは、
状況が分かりづらく不便。
「何階ボタンを押して下さい」
「着いたら教えて下さい」と
自分からお願いしたりします
ホームに並ぶとき
こんなふうに困っています
●駅員さんの誘導では、到着駅と連絡がついてからでないと電車に乗れない
●手伝ってくれる人は増えたけど、駅員さん任せにする人も多い。
●ホームの最後の列が分かりづらい。
●列じゃないところに並んでしまうことも。
●ホームの端がわからず行き過ぎることもある。
●ホームに落ちるのはこわい。
●「ここまでがホームです」
●「ここが列ですよ」
●「一緒に乗りましょう」
駅員さんの誘導では、到着駅と連絡がついてからでないと、電車に乗れないから同じ駅で降りる方に声をかけていただけたら、とても助かります!
横断歩道
こんなふうに困っています
●スマホを見ていて気付かない人も多い。
●大きな横断歩道以外は、音のガイドが出ないところが多い。
●スクランブル交差点は特にこわい。
●自分の右の車が走り出したら青、と認識している。
●「青になりました!」
●「一緒に渡りましょう」
大きな横断歩道以外は、音のガイドが出ないところが多いから自分の右の車が走り出したら青、と認識しています…でも、
こわいので「青になりました」と教えてくださると助かります!
食事のとき
こんなふうに困っています
●ナイフとフォーク難しい。
●配膳の位置が分かりづらい
●水の入った透明なグラスなどは、どこにあるのか把握しづらい。
●口の中に入れてビックリする事もあるので、
見える人のガイダンスは重要。
●「○時の方向にお肉の料理があります」
●「○時の方向のお料理は熱いから
気をつけてお召し上がりください」
ナイフとフォークが難しくて魚料理は特に、切っている感覚がないから切られている状態だと助かります!
自動販売機
こんなふうに困っています
●どこにどの商品があるか分からない。
●闇買いをすることもある!
●このシーズンは、HOTとICEの区別も難しい。
●いつも使う自販機も、商品の位置変えがあるとつらい。
●「どんな商品を買いますか?」
●︎「下3列がHOT飲料です!」
いつも使う自販機も、商品の位置変えがあると
つらいから、購入するときに「どの飲み物を買いますか?」と声をかけてくれたら嬉しいです
トイレの入り口
こんなふうに困っています
●男女が分からないことが多い。
●男子トイレが手前になっていること多い。
●「向かって左手側が男子トイレ、右手側が女子トイレです!」
●「○○トイレまで案内しますよ!」
男子トイレが手前になっていたり、女子トイレが手前になっていたりするので「男子トイレまで案内しますよ!」と教えてくださると助かります!